徒然草
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徒然草
(ちくま学芸文庫, [コ-10-8])
筑摩書房, 2010.4
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ツレズレグサ
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徒然草
2010.4.
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徒然草
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内容説明・目次
内容説明
後悔せずに生きるには、毎日をどう過ごせばよいか。「思索する読書人」兼好が自由な心で書き綴った珠玉の随筆。独創的な断章スタイルは精神の運動を活発にさせ、生きられる時間の短さに警鐘を打ち鳴らす記述と、柔軟でユーモアに富む記述とを自在に往還する。明晰な言語感覚と、全方位に開かれた視界。この世の全てを相対化し、虚無の陥穽から身を翻す兼好。そこから新しい『徒然草』の顔が見えてくる。振舞いと心遺いが文化の本質であり、いまを生きる喜びこそが虚無をも越える最良の手段なのだ。混迷する現代にあって、大人ゆえにいま味わえる人生の達人の文学を、流麗な訳文と新校訂原文で構成。
目次
- 徒然なるままに
- いでや、この世に
- 古の聖の御代の
- 万にいみじくとも
- 後の世の事、心に忘れず
- 不幸に、愁へに沈める人
- 我が身のやんごと
- 化野の露、消ゆる時無く
- 世の人の心惑はす事
- 女は、髪のめでたからん〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より