安定同位体というメガネ : 人と環境のつながりを診る
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書誌事項
安定同位体というメガネ : 人と環境のつながりを診る
(地球研叢書)
昭和堂, 2010.3
- タイトル別名
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安定同位体というメガネ : 人と環境のつながりを診る
- タイトル読み
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アンテイ ドウイタイ トイウ メガネ : ヒト ト カンキョウ ノ ツナガリ オ ミル
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
二酸化炭素や水などあらゆる物質は環境を循環している。秘かにその痕跡を残しながら。それが安定同位体比で、これをたどることで私たちは物質の動きを追跡できるのだ。いわば名探偵が虫メガネを使うように。この新しいツールを用いて暮らしと環境問題のつながりを捉える。
目次
- 序章 安定同位体って何?(環境問題をひもとく新しい道具;この本の構成 ほか)
- 第1章 生き物同士のつながりを診る—アミノ酸の窒素同位体比を用いて(食べ物と安定同位体比;アミノ酸の窒素同位体比から覗く生態系 ほか)
- 第2章 気候と社会の歴史を診る—樹木年輪の酸素同位体比からの解読(これまで樹木年輪でどんな研究がされていたか;酸素同位体比との出会い ほか)
- 第3章 地球環境のトレーサビリティー(資源問題と環境問題をつなげる元素;地球環境を構成する元素のトレーサビリティー ほか)
- 第4章 環境診断学の誕生(安定同位体研究の50年史;1960年代以前—同位体が世界で注目を浴びた日 ほか)
「BOOKデータベース」 より