源氏物語と皇権の風景

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源氏物語と皇権の風景

小山利彦著

大修館書店, 2010.5

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ト コウケン ノ フウケイ

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注記

索引: p366-377

内容説明・目次

内容説明

平安京の雅びと思想・信仰の風景を有する賀茂・北山・雲林院・紫野斎院・嵯峨野…文献資料・古絵図・発掘成果に加え、宮中行事の精査により物語舞台を読み解き、基底に流れる思想・信仰を探る。

目次

  • 第1章 源氏物語の聖なる風景(光源氏の皇権とその風景;光源氏と嵯峨天皇の風景—嵯峨御堂の「滝殿」;光源氏を支える聖空間—雲林院・紫野斎院、そして賀茂の御手洗;光源氏の皇権と信仰—平安京勅祭の社、賀茂と石清水;光源氏の皇権と聖宴—御神楽と東遊び;光源氏における住吉の聖宴—東遊びと御神楽の資料から)
  • 第2章 平安京の地主神、賀茂の神と源氏物語(賀茂の神降臨の聖なる風景—光源氏の聖性の基底;賀茂の神の聖婚—「葵」と「逢ふ日」;源氏物語の女君とイツキヒメ—大斎院選子内親王と源氏物語への連関;朝顔の斎院と光源氏の皇権;光源氏物語の総括—幻の巻における賀茂祭)

「BOOKデータベース」 より

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