全体主義
著者
書誌事項
全体主義
(平凡社新書, 522)
平凡社, 2010.5
- タイトル別名
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Il totalitarismo
- タイトル読み
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ゼンタイ シュギ
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注記
原注: p197-223
内容説明・目次
内容説明
ファシズム、ナチズム、スターリニズムを、一括りに“全体主義”と呼ぶことは、いったい何を隠蔽することになるのだろうか。二十世紀の論争史を繙きながら、玉虫色に姿を変える“全体主義”の概念と、その背景、そして知識人たちの生きざまを描く。二十世紀を読み解くカギは、“全体主義”にある。
目次
- 全面戦争から全体主義へ
- ローマからベルリンへ—全体主義の起源
- パリからニューヨークへ—亡命者と反ファシスト
- 第二次世界大戦直前
- 反ファシズムとスターリニズム—知識人の反全体主義
- 反全体主義と反共産主義—冷戦
- 起源、機能、イデオロギー—概念から理論へ
- ベルリンからバークレーへ—全体主義の凋落
- 全体主義と現実の社会主義
- パリに復帰する
- 一九八九年以後、曖昧な復活
- ナチズムとスターリニズム
「BOOKデータベース」 より