同盟外交の力学 : ヨーロッパ・デタントの国際政治史1968-1973

書誌事項

同盟外交の力学 : ヨーロッパ・デタントの国際政治史1968-1973

山本健著

勁草書房, 2010.5

タイトル別名

同盟外交の力学 : ヨーロッパデタントの国際政治史1968-1973

タイトル読み

ドウメイ ガイコウ ノ リキガク : ヨーロッパ・デタント ノ コクサイ セイジシ 1968-1973

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注記

2007年にロンドン大学(LSE)に提出した博士論文「The road to the conference on security and cooperation in Europe, 1969-1973 : Britain, France and West Germay」に大幅な加筆・修正をし、構成を変更したもの

史料および参考文献: 巻末p15-44

内容説明・目次

内容説明

冷戦終結に大きな役割を果たしたともいわれる、ヨーロッパ安全保障協力会議。その開催をめぐり、ヨーロッパの国々は熾烈な同盟外交をくりひろげ、緊張緩和のかたちを模索した。さまざまな問題が交錯したその国際政治過程を、過度に単純化せず正面から見据え、国際システムレベルの歴史を描き出す。

目次

  • 序論 ヨーロッパにおける冷戦と本書の視角
  • 第1章 一九六〇年代のデタント
  • 第2章 ヨーロッパ安全保障会議と人道的要素の起源—一九六八年一月〜一九六九年一二月
  • 第3章 イギリスとNATOの多国間交渉への関与—一九七〇年一月〜五月
  • 第4章 交渉の停滞—一九七〇年六〜一二月
  • 第5章 イギリス、フランス、西ドイツ—一九七〇年六月〜一九七一年一月
  • 第6章 ベルリン、MBFR、ヨーロッパ安全保障会議—一九七一年
  • 第7章 ヨーロッパ政治協力の出現—一九七一〜一九七二年
  • 第8章 軍縮・軍備管理デタントとCSCE—一九七二年〜一九七三年七月
  • 結論 多国間デタントと冷戦

「BOOKデータベース」 より

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