書誌事項

古代蝦夷社会の成立

八木光則著

(ものが語る歴史, 21)

同成社, 2010.8

タイトル別名

古代蝦夷社会の成立

タイトル読み

コダイ エミシ シャカイ ノ セイリツ

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注記

引用文献: p277-286

内容説明・目次

内容説明

蝦夷社会の成立には、当地の人びとの生活(蝦夷側)と律令国家の政策(国家側)が密接に関わっており、そのいずれに比重をおくかにより歴史像は大きく異なってくる。蝦夷をめぐってのさまざまな主張に対し努めてニュートラルな立場を保持しつつ、考古資料を精緻に分析することから、古代蝦夷の社会が形作られてゆく過程を冷徹に描き出している。

目次

  • 序章 古代蝦夷研究の成果と視点
  • 第1章 蝦夷社会成立への胎動(蝦夷社会成立までの東北北部社会;古墳文化の進出と前方後円墳体制からの乖離;蝦夷社会成立への胎動)
  • 第2章 蝦夷社会の集落と墓制(古代蝦夷集落;末期古墳;蝦夷社会の集落と墓制)
  • 第3章 末期古墳副葬品からみた蝦夷社会の交流(馬具と武具・武器;和同開珎と〓(か)帯;末期古墳の副葬品)
  • 第4章 北海道における擦文文化の成立(石狩低地帯と渡島半島における擦文文化の成立;北海道における擦文文化の成立)
  • 終章 蝦夷社会の成立

「BOOKデータベース」 より

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