「怖い絵」で人間を読む
著者
書誌事項
「怖い絵」で人間を読む
(生活人新書, 325)
日本放送出版協会, 2010.8
- タイトル別名
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怖い絵で人間を読む
- タイトル読み
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コワイ エ デ ニンゲン オ ヨム
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注記
関係画家年表: p[248]-[249]
内容説明・目次
内容説明
名匠ベラスケスの手による、スペイン・ハプスブルク家の王子の一見かわいらしい肖像画。しかし、その絵が生まれた“時代の眼”で見ていくと、人間心理の奥底に眠る「恐怖」の側面が浮かび上がる。悪意、呪縛、嫉妬、猜疑、傲慢、憤怒、淫欲、凌辱、そして狂気…。詳細な解説を付したカラー図版三十三点を読み解くことで見えてくる人間の本性とは—。
目次
- 運命の章—ベラスケス『フェリペ・プロスペロ王子』
- 呪縛の章—ヴィンターハルター『エリザベート皇后』
- 憎悪の章—ダヴィッド『マリー・アントワネット最後の肖像』
- 狂気の章—ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』
- 喪失の章—ベックリン『死の島』
- 憤怒の章—レーピン『イワン雷帝とその息子』
- 凌辱の章—シーレ『死と乙女』
- 救済の章—グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』
「BOOKデータベース」 より