アルチュセールある連結の哲学

書誌事項

アルチュセールある連結の哲学

市田良彦著

平凡社, 2010.9

タイトル別名

Louis Althusser, une philosophie de la conjonction

アルチュセール : ある連結の哲学

タイトル読み

アルチュセール アル レンケツ ノ テツガク

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内容説明・目次

内容説明

哲学者は何をどこまで思考したのか。歴史の構造ではなく“状況の理論”をこそ追求しつづけた曲折の全域を探査し、歴史の特異点に向けて、“はじまり”のために空虚をこじ開け、理論と実践、哲学と政治の連結と差異を消尽点にまで追いつめ、マルクス主義の境まで越えてなお、“現時点”に理論的に介入する、その思考の振舞いをこそ手に入れる。第一人者による待望のアルチュセール論。

目次

  • 第1章 状況conjonctureの理論(一九六七年;ある誤解と失敗—モンテスキューとマキァヴェッリ ほか)
  • 第2章 主体の論理(なにが不在であるのか?;イデオロギーのほうへ ほか)
  • 第3章 政治とはなにか、哲学とはなにか(哲学の“対象”としての状況/政治;連結から二重化へ—「哲学的治療」の技術 ほか)
  • 第4章 最後の“切断”(状況の理論としての出会いの唯物論;哲学においてマルクス主義者であること ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB03409430
  • ISBN
    • 9784582702897
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    335p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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