イギリス成年後見制度にみる自律支援の法理 : ベスト・インタレストを追求する社会へ
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イギリス成年後見制度にみる自律支援の法理 : ベスト・インタレストを追求する社会へ
ミネルヴァ書房, 2010.10
- タイトル別名
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イギリス成年後見制度にみる自律支援の法理 : ベストインタレストを追求する社会へ
- タイトル読み
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イギリス セイネン コウケン セイド ニ ミル ジリツ シエン ノ ホウリ : ベスト インタレスト オ ツイキュウ スル シャカイ エ
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内容説明・目次
内容説明
日本の成年後見制度は、法律上、財産管理を中心に展開しており、実務運用も後見人目線での「保護」の姿勢に偏りがちである。だが、英国の成年後見制度は、本人の生活全般にわたる個々の意思決定に際して、本人が自己の判断能力だけでは果たせない部分を、その部分に限り、後見人が支援して決定に導くという姿勢をとっている。本書は、世界的に注目されている同制度の詳細な解説と共に、その基本理念、社会的背景に着目し、多角的分析を行う。
目次
- 序章 イギリス成年後見制度序説
- 第1章 2005年意思決定能力法—The Mental Capacity Act 2005
- 第2章 意思能力の判断と自律支援—日本法とイギリス法
- 第3章 「ベスト・インタレスト」論
- 第4章 任意後見制度と法定後見制度—分離と統合
- 第5章 家族と成年後見制度—任意後見、医療同意、日常生活支援
- 第6章 自律支援の理念と損害賠償法—「二重の支援構造」の構築
- 第7章 成年後見制度の新たなグランド・デザインに向けて—支援をめぐる家族、市民、社会、国家の役割
「BOOKデータベース」 より