平家物語は何を語るか
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書誌事項
平家物語は何を語るか
(和泉選書, 168 . 平家物語の全体像||ヘイケ モノガタリ ノ ゼンタイゾウ ; Part 2)
和泉書院, 2010.10
- タイトル別名
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平家物語は何を語るか : 平家物語の全体像PART II
- タイトル読み
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ヘイケ モノガタリ ワ ナニ オ カタルカ
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内容説明・目次
内容説明
木曽の義仲と鎌倉の頼朝、二人の源氏を縦軸に、流人頼朝謀叛に共鳴する作者の原理的思考をえぐり出し、抗いたち向かう清盛の悲劇の根源をあぶり出す。「平家物語は何を語るか」、究極の課題を掲げて、延慶本平家物語、この源泉からわき出る滔々たる奔流を押さえる。
目次
- 第1章 平家物語は何を語るか(木曽義仲を通して延慶本平家物語を読む;「流人頼朝謀叛への共鳴」と、その物語的構築;延慶本平家物語の、「孤子」への関心とその意味するもの)
- 第2章 平家物語の負の遺産(延慶本平家物語の序章「人臣ノ慎ミ」と、成親の「右大将争い」;平家物語の後鳥羽院;帰らぬ旅人—隠岐院)
- 第3章 軍記物語を流れる念い(望郷の系譜;軍記において「和平」ということ—平家物語を中心に)
「BOOKデータベース」 より