統語論の新展開と日本語研究 : 命題を超えて
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統語論の新展開と日本語研究 : 命題を超えて
開拓社, 2010.11
- タイトル読み
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トウゴロン ノ シンテンカイ ト ニホンゴ ケンキュウ : メイダイ オ コエテ
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参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
主題、取り立て、焦点、終助詞、かき混ぜ、省略、モダリティ、話し手の視点、など、日本語には、発話行為や情報構造と関わる現象が豊富でかつ特徴的である。やっと統語論がそれらを取り込むことができるようになってきた。日本語からの知見と分析こそが、今後の理論の発展の方向を決定し進展させる。国内外の生成文法学者による画期的な論文集。
目次
- 文の機能と統語構造:日本語統語研究からの貢献
- CP領域からの空主語の認可
- 終助詞のカートグラフィー
- 日本語疑問文における補文標識の選択とCP領域の構造
- 一致素性のある言語とない言語の統合
- とりたて詞の多重生起と併合関係
- 日本語におけるかき混ぜ規則・主題化と情報構造
- 統語、情報構造、一般認知能力
- 日本語の焦点に関する主文現象
- 発話行為と対照主題
- 節のLeft Periphery(左端部)構造の精緻化に向けて
「BOOKデータベース」 より