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カオスとフラクタル

山口昌哉著

(ちくま学芸文庫, [ヤ21-2])

筑摩書房, 2010.12

タイトル読み

カオス ト フラクタル

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注記

1986年6月講談社より刊行

巻号はブックジャケットによる

参考文献: p198

内容説明・目次

内容説明

ブラジルで蝶が羽ばたけば、テキサスで竜巻が起こる?この象徴的な表現で知られるカオス現象と雪の結晶や海岸線の形状に見られるフラクタル。どちらも複雑!ところがそれらの基本的な数学的構造はきわめて単純だという驚くようなコントラストが知られている。それは「複雑な変動は複雑な要因から」という大成功を収めたニュートン力学や微分で培われた科学観をみごとにくつがえす。カオスやフラクタルにはどのような謎があるのだろう。いまや応用範囲が広がったこの非線形数学の開拓者として、第一線で活躍し続けた著者が、その数学的本質をていねいに解説した本格的な入門書。

目次

  • 第1章 非線形とは何か
  • 第2章 個体群生態学での非線形とカオスの発見
  • 第3章 カオスの物理・カオスの数理
  • 第4章 工学および数値解析とカオス
  • 第5章 カオスからフラクタルへ
  • 第6章 カオスとフラクタル—今後の展望

「BOOKデータベース」 より

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