文化心理学 : 心がつくる文化, 文化がつくる心
著者
書誌事項
文化心理学 : 心がつくる文化, 文化がつくる心
(心理学の世界, 専門編 ; 9-1,
培風館, 2010.12
- 上
- 下
- タイトル別名
-
文化心理学 : 心がつくる文化文化がつくる心
- タイトル読み
-
ブンカ シンリガク : ココロ ガ ツクル ブンカ, ブンカ ガ ツクル ココロ
大学図書館所蔵 件 / 全213件
-
大阪公立大学 杉本図書館図書館
上361.5//MA66//860411702381135,11702786044,
下361.5//MA66//860511702381143,11702786051 -
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注記
より進んだ学習のための読書案内: 各章末
上の引用・参考文献: p207-225
下の引用・参考文献: p187-196
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784563058883
内容説明
心のあり方やはたらきは、文化によってどのように異なるのか?なぜ心のはたらきに文化差が生れるのか?本書はこうした問いに対する答えを求めて過去20年間に急速に発展した文化心理学の成果を、北米と日本で活躍する研究者が解説した入門書である。
目次
- 1章 心と文化—文化心理学の問いと本書の構成(「20の私」;「私」は文化によって決まってくる ほか)
- 2章 文化心理学の背景—文化心理学を生みだす学問的背景と文化心理学の代表的研究(常識違反実験;文化と心 ほか)
- 3章 人間観・自己観と心の働き—自己と他者のとらえ方から生じる心の働きに表れる文化差(人間観・自己観と心の動き;自己の一貫性 ほか)
- 4章 文化と動機—行動を突き動かす動機に表れる文化差(自己高揚動機と自己卑下動機;成功と失敗についての動機 ほか)
- 5章 文化と感情—感情経験の文化普遍性と文化特殊性(感情の生物学的基盤と感情経験の文化的基盤;幸福感と幸福観 ほか)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784563058890
内容説明
心のあり方やはたらきは、文化によってどのように異なるのか?なぜ心のはたらきに文化差が生まれるのか?こうした問いに対する答えを求めて過去20年間に急速に発展した文化心理学の成果を、北米と日本で活躍する研究者が解説した入門書。研究の網羅的紹介でなく、身体をもつ社会的な存在としての人間、意味の網の目にとらわれた文化的存在としての人間、という人間の社会性における二つの異なる側面に複眼的に迫る。
目次
- 6章 世界観と思考—世界のとらえ方が心の働きに及ぼす影響(名誉の文化;カテゴリーと家族的類似性 ほか)
- 7章 世界観と知覚—ものを見るときの構えが私たちの知覚に及ぼす影響(錯視の文化差;ウィトキンらの研究 ほか)
- 8章 文化と言語—言葉の違いが心理プロセスに及ぼす影響(言語相対性仮説;助数詞の影響 ほか)
- 9章 文化と制度—文化は私たちがつくるもの(生態環境が生みだす文化;知の伝承アプローチ ほか)
- 10章 「生き方の科学」としての文化心理学—学問的発展のための二つのアプローチ(文化的存在としての人間、社会的存在としての人間;人間の総合的理解に向けて ほか)
「BOOKデータベース」 より