親の仕事と子どものホンネ : お金をとるか、時間をとるか
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親の仕事と子どものホンネ : お金をとるか、時間をとるか
岩波書店, 2010.12
- タイトル別名
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親の仕事と子どものホンネ : お金をとるか時間をとるか
The labour market ate my babies : work, children and a sustainable future
- タイトル読み
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オヤ ノ シゴト ト コドモ ノ ホンネ : オカネ オ トルカ ジカン オ トルカ
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注記
原著タイトルは表紙及び標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
子どもは本当に親をよく見ている。「僕はお母さんともっと一緒にいたいけど、もしそうしたら困ったことになるのは分かってるよ。お金が入ってこないし」と、仕事の必要性を認識し、「前よりも楽しいみたい。家でも前みたいに機嫌悪くないし」と転職した親の様子を観察する。そして、親の働き方をみながら、現在の状況だけでなく、将来の自分のあり方や仕事を考えている。親の働き方が子ども世代の労働観や家族観を形成していくのだ。では、どのような働き方を求めればいいのだろうか。制度設計は?公的な支援は?…新自由主義的な労働市場開放の波にさらされたオーストラリアからの報告。子どもは親の働き方をどうみているのか、どのような仕事と生活のあり方を求めているのかを考察する。
目次
- 第1章 序論
- 第2章 世帯と仕事と社会的再生産の分析枠組み
- 第3章 仕事、子ども—時間とお金のせめぎ合い
- 第4章 仕事の波及効果—親の仕事は子どもにどのような影響を与えるか
- 第5章 罪悪感、お金、市場
- 第6章 将来の仕事と家庭—変容と対等な分担
- 第7章 商品としての子ども—オーストラリアにおける保育
- 第8章 若者のとめどない消費、労働と消費のサイクル
- 第9章 子どもと仕事と持続可能な未来
「BOOKデータベース」 より