絵草紙屋江戸の浮世絵ショップ

書誌事項

絵草紙屋江戸の浮世絵ショップ

鈴木俊幸著

(平凡社選書, 230)

平凡社, 2010.12

タイトル別名

絵草紙屋 : 江戸の浮世絵ショップ

タイトル読み

エゾウシヤ エド ノ ウキヨエ ショップ

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注記

文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

「草紙の文化は江戸の花である。路地の日常に咲く他愛ない花である。…浮世絵や草双紙などの無駄花のことを、またその無駄花を、無駄を承知で温存していた時代、社会のことを知りたかった」(「おわりに」より)—直球勝負は難しい「ふつう」の文化を知ることのために、著書は、浮世絵や草双紙が生活のなかに入ってゆく窓口たる「絵草紙屋」に焦点をすえる。遊里や芝居の情報をはじめ絵と言葉で流行の先端を告げ知らせ、絵本やおもちゃを売って子どもと大人のお楽しみを演出し、土産物を提供して江戸らしさのセンターとなり…、「ふつう」の文化の前線基地の実相を、膨大に収集した資料を駆使して探り描きだす。近世文化の生きた姿をとらえる著書ならではの一冊。

目次

  • 第1章 絵草子屋の風景
  • 第2章 江戸の絵草紙屋
  • 第3章 地方の絵草紙屋と草紙類の広域的流通
  • 第4章 上方の絵草紙屋
  • 第5章 子どもと草紙、子どもと絵草紙屋
  • 第6章 絵草紙屋消滅

「BOOKデータベース」 より

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