日本人の信仰心
著者
書誌事項
日本人の信仰心
(筑摩選書, 0007)
筑摩書房, 2010.12
- タイトル別名
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暮らしと信仰
- タイトル読み
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ニホンジン ノ シンコウシン
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注記
『風の旅人』(ユーラシア旅行社)第16~35号(2005.10-2008.12)連載した「暮らしと信仰」に加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
日本人は宗教心がないとよく言われる。だが、私たちの心の底流には古来、アジア的な生産生活の秩序に根ざした、この上なく純粋で普遍的な信仰心が脈々と息づいている—。この土地に生きた人々の静かな祈りに満ちた「信仰のくらし」とはいかなるものか。保田與重郎、本居宣長、柳田國男らの思想や、列島の文化・民俗をめぐる考察を通じ、“大和心”の古層をどこまでも深く掘りおこす。
目次
- 信仰のくらし
- 神意に適う、ということ
- 物にゆく道
- 自然に生きる
- 鉄器を讃える
- 絶対平和論
- 神々の在る所
- 神宝から民藝へ
- 他力であること
- 罪と穢れ
- 無心の祭
- 祭と暦
- 荒ぶる神
- 永遠の現在ということ
- 迦微(カミ)と申す名義(ナノココロ)は未思(イマダオモイ)得ず
- 物の道徳
- 炊の煙
- 天壌無窮ということ
- 自給の思想
- 歴史の風景
「BOOKデータベース」 より