走査トンネル顕微鏡技術
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走査トンネル顕微鏡技術
(岩波講座物理の世界 / 佐藤文隆 [ほか] 編, . ものを見るとらえる||モノ オ ミル トラエル ; 1)
岩波書店, 2011.1
- タイトル読み
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ソウサ トンネル ケンビキョウ ギジュツ
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注記
参考図書: p[103]-104
内容説明・目次
内容説明
シュレーディンガー方程式の解を原子スケールの分解能で可視化する。それが走査トンネル顕微鏡だ。いまや物理学の研究現場から産業界にまで広がるプローブ顕微鏡技術の原点でもある。原子1個1個を自由に操り、さまざまな物性の特色を調べ、新物質を創成する脅威の技術だ。その物理的な原理と技術のポイントを明解に解説する。とくに初学者には量子物理の基礎を、また実際に使う人には職人的なコツを伝えることを重視した。
目次
- 1 固体表面と走査トンネル顕微鏡(夢の顕微鏡の実現;固体と固体表面 ほか)
- 2 何を見ているのか?(第一原理計算とSTM像;波数空間を探る ほか)
- 3 原子を操る—原子操作技術(分子カスケード;ナノケミストリ ほか)
- 4 実験技術(世界のトップSTM;超高真空‐極低温‐強磁場STM ほか)
- 5 走査トンネル顕微鏡の将来像(観察対象の拡大;他の実験技術との融合 ほか)
「BOOKデータベース」 より