過ぎ去らぬ過去との取り組み : 日本とドイツ

書誌事項

過ぎ去らぬ過去との取り組み : 日本とドイツ

佐藤健生, ノルベルト・フライ編

岩波書店, 2011.1

タイトル読み

スギサラヌ カコ トノ トリクミ : ニホン ト ドイツ

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注記

過去との取り組み, 日独対照戦後史年表: 巻末p4-15

内容説明・目次

内容説明

清算されない侵略責任と戦後補償問題がくすぶりつづける日本と、ナチスに加えて旧東ドイツという「二つの過去」と向き合わざるをえないドイツ。東京ドイツ文化センターの連続企画「和解への道」の成果をふまえて、しばしば比較される両国の「過去との取り組み」の成果と課題を、日独の専門家たちが多面的に検証する。

目次

  • 第1部 戦後補償のかたち(第二次世界大戦後のヨーロッパの協調において補償が果たした役割;日本の戦後和解の努力とアジア女性基金)
  • 第2部 交差する過去と現在—映像に見る過去との取り組み(過去の駆逐から啓蒙へ—第二次世界大戦後のドイツ映画;戦争映画と和解への道 ほか)
  • 第3部 想起の文化と政策(持続する学習プロセス—一九四五年から今日までのドイツの想起政策;アジアの被害者の声を聞く—日本は過去とどう取り組んだのか ほか)
  • 第4部 加害との取り組み(強制的な「過去の克服」から自発的な「過去の克服」へ—連邦共和国とドイツ司法界の非ナチ化問題;文化外交か歴史教育か?—教科書対話と共通教科書に関する再考)
  • 第5部 過去との取り組みの現在と未来(ドイツから見た日本の取り組み;日本から見たドイツの取り組み ほか)

「BOOKデータベース」 より

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