科学アカデミーと「有用な科学」 : フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ

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科学アカデミーと「有用な科学」 : フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ

隠岐さや香著

名古屋大学出版会, 2011.2

タイトル別名

科学アカデミーと有用な科学 : フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ

タイトル読み

カガク アカデミー ト「ユウヨウナ カガク」 : フォントネル ノ ユメ カラ コンドルセ ノ ユートピア エ

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注記

学位審査論文 (東京大学, 2008年) をもとに、大幅な加筆・修正を行ったもの

参考文献: 巻末p11-41

内容説明・目次

内容説明

国家による最初の本格的な科学研究機関であるパリ王立科学アカデミーが、科学活動の文化的・社会的基盤を形成する一方、啓蒙のフィロゾーフの参入によって統治のための科学へと踏み込んでいく過程を、初めて本格的に解明。科学史・社会史・思想史を横断する力作。

目次

  • 「アカデミーの時代」と科学の制度化
  • 第１部　十八世紀前半までのパリ王立科学アカデミー（学者の社会的地位とアカデミー構想；「有用な科学」の追求と十八世紀前半における一定の達成；「科学の共和国」と外界に対する距離感）
  • 第２部　啓蒙のフィロゾーフ達と問い直される科学の「有用性」（再定義される科学の「有用性」；政治改革と「科学の共和国」）
  • 第３部　統治のための科学とコンドルセのユートピア（一七八〇年代における「エコノミー」研究主題群の展開；コンドルセの社会数学と科学アカデミーの改革；フランス革命と科学のユートピア　ほか）

「BOOKデータベース」 より

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