明治維新と横浜居留地 : 英仏駐屯軍をめぐる国際関係
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明治維新と横浜居留地 : 英仏駐屯軍をめぐる国際関係
吉川弘文館, 2011.3
- タイトル読み
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メイジ イシン ト ヨコハマ キョリュウチ : エイフツ チュウトングン オ メグル コクサイ カンケイ
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内容説明・目次
内容説明
一九世紀後半の横浜に一〇年余り駐留したイギリス・フランスの軍隊—。急変する国際関係のもとで、外国軍隊が与えた影響とは。欧米間の牽制と協調、日本側の不信と友好関係が渦巻く明治維新史を“地球規模”で読み解く。
目次
- 1 一九世紀後半、幕末開港と横浜居留地から見た国際空間(「東洋のマルセイユ」(横浜)港が変わる—国際兵器取引市場と外国商人;英仏軍の横浜上陸と山手“占領”—植民地兵も動員 ほか)
- 2 史上最初の対欧米国際戦争—横浜は“下関戦争”への出撃・補給基地(アームストロング砲と長州藩の応戦—「敗戦条約」と彦島保障占領問題;「植物地化の危機」について—「軍事的プレゼンス」の役割)
- 3 下関海峡と対馬海峡—日本近海で、また“クリミヤ戦争”か(対馬事件とは…—露・英両帝国の対立;氷雪の沿海州から外洋を望む三つの窓—対馬海峡は東シナ海への通路)
- 4 戊辰戦争は日本の“南北戦争”—横浜‐箱館‐新潟の各港を結ぶ「点と線」(諸藩洋式兵器の質と量—東奔西走の密貿易商「平松武兵衛(H・スネル)」;“謎のドイツ人(R.ガルトネル)”—内乱の「蝦夷島」(北海道)を“開拓”)
- 5 明治新政府と横浜英仏駐屯軍の撤退—なにが残ったか(幕府とフランス兵制—薩摩藩軍隊のモデルは英駐屯軍;普仏戦争と兵部省—兵制のゆくえ ほか)
「BOOKデータベース」 より