「アンネ・フランク」を超えて : かくまわれたユダヤの子供達の証言

書誌事項

「アンネ・フランク」を超えて : かくまわれたユダヤの子供達の証言

ダイアン・ローレン・ウルフ [著] ; 小岸昭, 梅津真訳

岩波書店, 2011.2

タイトル別名

Beyond Anne Frank : hidden children and postwar families in Holland

アンネフランクを超えて : かくまわれたユダヤの子供達の証言

タイトル読み

「アンネ・フランク」オ コエテ : カクマワレタ ユダヤ ノ コドモ タチ ノ ショウゲン

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注記

参考文献: 巻末p4-16

内容説明・目次

内容説明

ナチス占領下のオランダで非ユダヤの家庭にかくまわれ、生き延びた子供達を待っていたのは、壮絶な戦後だった。七〇名に及ぶ克明なインタビュー記録をもとに、アンネ・フランク崇拝神話の陰に隠されてきた個々人の経験と、戦後史の暗部に光をあてる。家族社会学による新たなアプローチ。

目次

  • 第1章 かくまわれた子供達の歴史と記憶
  • 第2章 戦前と戦時中—オランダとユダヤ人
  • 第3章 戦後—ユダヤ人とオランダ
  • 第4章 「私の母は金切り声で叫びに叫んだ」—占領、戦争、そして潜伏の記憶
  • 第5章 「私は家に帰った。しかし、ホームシックになった」—両親がどちらも戻った場合
  • 第6章 「親達は頭がおかしくなっていた」—親が一人だけ戻った場合
  • 第7章 「私は何者か?」—家族と同居した孤児達
  • 第8章 「優しい言葉をかけてもらったことは一度もなかった」—ユダヤ人孤児院における生活
  • 第9章 戦後の生活をつくり出す場合、集合的記憶をつくり出す場合—個人的なことから政治的なことへ
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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