文豪たちの情と性へのまなざし : 逍遙・漱石・谷崎と英文学

書誌事項

文豪たちの情と性へのまなざし : 逍遙・漱石・谷崎と英文学

松村昌家著

(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 18)

ミネルヴァ書房, 2011.2

タイトル別名

文豪たちの情と性へのまなざし : 逍遥漱石谷崎と英文学

タイトル読み

ブンゴウ タチ ノ ジョウ ト セイ エノ マナザシ : ショウヨウ ソウセキ タニザキ ト エイブンガク

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内容説明・目次

内容説明

巨匠たちの作品に秘められた謎とはいかなるものか。本書は、日本近代文学を代表する三人の作家—坪内逍遙・夏目漱石・谷崎潤一郎の作品をとりあげ、人間の「情」と「性」をキーに英文学的視点から新たな解釈を試みる。英文学の泰斗が文学の比較研究の方向と可能性を提示する労作。

目次

  • 1 坪内逍遥—新と旧とのはざまで(翻訳文化のはじまり;坪内逍遥とブルワー・リットン—人情論の展開)
  • 2 夏目漱石—文学に生きる(漱石とリットン、ディケンズ—逍遥を超えて;『草枕』—「非人情」を求めて;『野分』におけるカーライルの影;『三四郎』—脱ビルドゥングスロマン;『道草』—「貧乏な親類」)
  • 3 谷崎潤一郎—異端の文学(漱石と谷崎潤一郎—世代の推移;『芸術の一種として見たる殺人に就いて』—翻訳の背景;世紀末と(マゾヒズム)—『グリーブ家のバアバラの話』を中心に;『日本に於けるクリツプン事件』—マゾヒストの殺人)

「BOOKデータベース」 より

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