現代アメリカにおける学力形成論の展開 : スタンダードに基づくカリキュラムの設計
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書誌事項
現代アメリカにおける学力形成論の展開 : スタンダードに基づくカリキュラムの設計
東信堂, 2011.2
- タイトル別名
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Development of theories on educational objectives and assessment in the United States : designing standards‐based curriculum
現代アメリカにおける教育目標・評価論に関する研究 : タキソノミー研究の展開
- タイトル読み
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ゲンダイ アメリカ ニオケル ガクリョク ケイセイロン ノ テンカイ : スタンダード ニ モトズク カリキュラム ノ セッケイ
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注記
博士学位請求論文「現代アメリカにおける教育目標・評価論に関する研究--タキソノミー研究の展開--」(京都大学, 2008年) を再構成の上、加筆・修正したもの
引用・参考文献一覧: p320-340
内容説明・目次
内容説明
「ゆとり教育」とも「詰め込み」教育とも異なる、学力形成論における新たな展開とは何か。連邦・州政府主導により「スタンダードに基づく改革」に邁進してきた現代アメリカにおける新動向—トップダウン固有の弊害を緩和し、よりローカルな現場を主体として発展しつつある「教育目標の分類学(タキソノミー)」や「真正の評価」論等、より高次の学力形成をめざす理論と実践の紹介・考察を通じ、わが国の教育研究・実践にも大きく示唆する労作。
目次
- 第1部 ブルーム・タキソノミーの開発とその後の展開(ブルーム・タキソノミー開発の意義と課題;スタンダード運動の展開とパフォーマンス評価論の誕生)
- 第2部 「改訂版タキソノミー」によるブルーム・タキソノミーの再構築(L.W.アンダーソンらによる「改訂版タキソノミー」の開発—知識と認知過程の二次元構造の提案;「改訂版タキソノミー」の提起する新たな課題—メタ認知の教育目標化)
- 第3部 思考教授研究におけるタキソノミー研究の展開(R.J.マルザーノらによる思考教授のタキソノミーの開発—「学習の次元」の検討;思考教授研究における情意目標論の展開—「性向」概念に焦点を当てて ほか)
- 第4部 教育目標・評価論の諸系譜とそれをめぐる論争点(G.ウィギンズらの「理解をもたらすカリキュラム設計」の検討—「知識の構造」を中心とした教育目標・評価論の系譜;「真正の学習と学力」をもたらす教育目標・評価論の構想)
「BOOKデータベース」 より