伝統との対決
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伝統との対決
(ちくま学芸文庫, [オ18-4] . 岡本太郎の宇宙||オカモト タロウ ノ ウチュウ ; 3)
筑摩書房, 2011.3
- タイトル読み
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デントウ トノ タイケツ
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内容説明・目次
内容説明
『今日の芸術』に続いて1956年に刊行された『日本の伝統』もたちまちベストセラーとなった。法隆寺壁画焼失のわずか数年後「法隆寺は焼けてけっこう」「自分が法隆寺になればよいのです」と言い放った太郎に対し、巷は賛否の渦で騒然となる。西洋への追従の裏返しとしての「伝統主義」を真っ向から否定し、縄文の美を発見し、雪舟の絵に挑みかかった50年代から60年代、岡本太郎は一画家から完全に脱皮し、独自の思想を背景にもつスケールの大きな芸術家へと変貌を遂げる。本巻ではその軌跡を追い、彼がこの時期集中的に「対決」した「日本の伝統」とは何だったのかに迫る。
目次
- 縄文土器論—四次元との対話
- 日本の伝統
- 雪舟は芸術か
- 伝統論争(対談)
- 日本再発見—芸術風土記
- 伝統と創造
- 伝統と現代造形
- 伝統とは何か
「BOOKデータベース」 より