食のイタリア文化史
著者
書誌事項
食のイタリア文化史
岩波書店, 2011.2
- タイトル別名
-
La cucina italiana : storia di una cultura
- タイトル読み
-
ショク ノ イタリア ブンカシ
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注記
参考文献: 巻末p11-22
原著(Guis. Laterza & Figli, 1999)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
百の都市と千の鐘楼をもつイタリアは、百の料理と千のレシピを誇るイタリアでもある。長い歴史のなかでさまざまな地域や社会層によって作り上げられた料理や食文化が都市のネットワークにささえられて互いに交流・混公交するところから、「イタリア的」食のアイデンティティは形成されてきた。古代ローマから始まって、ヨーロッパの料理文化をリードしたルネサンス期、そして地中海式食事法として今また新たな注目を浴びる現代まで、豊かな食の伝統の変遷をたどる。イタリアのみならず、広く食文化の歴史を知るうえでも必読の書。
目次
- 序章 交流がもたらす独自性
- 1章 物理的・精神的空間としてのイタリア
- 2章 イタリア風に食べる
- 3章 味覚の形成
- 4章 料理の順序
- 5章 料理を伝える—レシピ集
- 6章 食べ物の語彙
- 7章 料理人、居酒屋主人、主婦
- 8章 調理場における科学と技術
- 9章 食欲の歴史に向けて
「BOOKデータベース」 より