ゲーデルの定理 : 利用と誤用の不完全ガイド
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書誌事項
ゲーデルの定理 : 利用と誤用の不完全ガイド
みすず書房, 2011.3
- タイトル別名
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Gödel's theorem : an incomplete guide to its use and abuse
- タイトル読み
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ゲーデル ノ テイリ : リヨウ ト ゴヨウ ノ フカンゼン ガイド
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注記
原著(A K Peters, 2005)の全訳
参考文献: p226-228
内容説明・目次
内容説明
「革命」ばかりが語られてきた不完全性定理について、本来の定理としての醍醐味を語る。ゲーデル、チューリングをはじめとする驚くべき頭脳がシステムの性質を探る、創造性あふれる営みを垣間見る旅。しかも数々の誤用例を素材に、ゲーデルの定理では言えないことまでを徹底的に点検し、定理の射程を明らかにしている。認知科学、物理学、神学、ポストモダン批評など、思いつくかぎりの分野から誤用・誤解の事例がとりあげられている。誰もが陥りやすい錯覚や、緻密な考察の末の誤りも多く、著名な科学者の文章でさえ例に漏れない。同じ轍を踏まないためにもゲーデルの定理を引用する際にはとりわけ必読の書である。
目次
- 1 序
- 2 不完全性定理総論
- 3 計算可能性、形式体系、不完全性
- 4 不完全性はどこにでも
- 5 数学に関する懐疑と信頼
- 6 ゲーデル、心、コンピュータ
- 7 ゲーデルの完全性定理
- 8 不完全性、複雑さ、無限大
- A 補遺
「BOOKデータベース」 より