ガウスの数論 : わたしのガウス
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書誌事項
ガウスの数論 : わたしのガウス
(ちくま学芸文庫, [タ-31-2])
筑摩書房, 2011.3
- タイトル読み
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ガウス ノ スウロン : ワタシ ノ ガウス
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注記
巻号はブックジャケットによる
参考文献: p378
内容説明・目次
内容説明
19歳の青年ガウスは、寝床から起きようとしたそのとき、正17角形の作図法を思いついた。それはユークリッド以来の大発見だったが、彼はその先を見通していた。「これはいっそう広範なある理論の系題にすぎない」。初等幾何に露頭した広範な理論とは数論である。古来それが「秘法的な数」のコレクションであったのに対し、ガウスが目ざしたのは数と数の相互関係。無数にある数を同類でくくった合同式の世界を創造し、予感のなかに見え隠れする基本定理を生涯を賭けて捜し求めた。その歩みを数学的に忠実に再現しながら、創造の不思議に迫つた原典講読。「わたしのオイラー」に続く第2弾。
目次
- 1 回想のガウス(『アリトメチカ研究』;ガウスの数学日記より)
- 2 円周等分方程式とアーベル方程式(円周等分方程式とオイラーの公式;代数方程式論におけるガウスの二つのアイデア ほか)
- 3 平方剰余相互法則(平方剰余相互法則の第一証明の発見の日付;二次形式の考察のはじまり ほか)
- 4 ガウスの基本定理とルジャンドルの相互法則(ガウスの基本定理とルジャンドルの相互法則;ルジャンドル記号に関する補足事項 ほか)
- 5 4次剰余の理論(有理整数域における4次剰余相互法則;ガウス整数域における数論)
「BOOKデータベース」 より