書誌事項

環境問題の科学社会学

立石裕二著

(関西学院大学研究叢書, 第139編)

世界思想社, 2011.3

タイトル別名

Environmental issues and the autonomy of science

環境問題における科学と社会の相互作用および科学の自律性に関する研究 : 科学委託と批判的科学ネットワークに注目して

タイトル読み

カンキョウ モンダイ ノ カガク シャカイガク

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注記

博士論文「環境問題における科学と社会の相互作用および科学の自律性に関する研究--科学委託と批判的科学ネットワークに注目して」(東京大学) をもとにしたもの

参考文献: p280-299

索引あり

内容説明・目次

内容説明

科学の自律性に着目し、専門知と民主的手続きをともに生かすための社会的条件を模索。イタイイタイ病、長良川河口堰問題、化学物質過敏症・シックハウス症候群といった事例の実証的分析を通して、科学の果たすべき役割、果たすべきではない役割を問う。

目次

  • 第1章 環境問題と科学の自律性
  • 第2章 環境問題の科学社会学の構想
  • 第3章 環境問題における科学委託
  • 第4章 イタイイタイ病問題と科学委託の社会的文脈
  • 第5章 長良川河口堰問題における批判的科学ネットワーク
  • 第6章 科学的対立と科学—社会間相互作用
  • 第7章 化学物質過敏症問題における問題フレームの共用
  • 第8章 科学と社会のあるべき関係をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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