葛藤する形態 : 第一次世界大戦と美術

書誌事項

葛藤する形態 : 第一次世界大戦と美術

河本真理著

(レクチャー : 第一次世界大戦を考える)

人文書院, 2011.3

タイトル別名

葛藤する形態 : 第一次世界大戦と美術

タイトル読み

カットウ スル ケイタイ : ダイ1ジ セカイ タイセン ト ビジュツ

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注記

参考文献: p158-167

略年表: p170-172

内容説明・目次

内容説明

“現代”戦争はどのように表象されるのか?モダニズム、世界の浄化を求め戦争を讃美した未来派、過酷な戦場体験から、ダダ、秩序への回帰、抽象美術の誕生へ断片化と綜合の間を揺れ動く、葛藤する美術の動向から、第一次大戦前後を含めて、戦争が美術に対して持ち得た意味を探る。

目次

  • 第1章 モダニズムと来る戦争(キュビスムのパピエ・コレとバルカン戦争;未来派と戦争の審美化)
  • 第2章 視覚媒体とプロパガンダ(伝統的な視覚媒体によるプロパガンダ;ポスター;写真;映画)
  • 第3章 芸術家と戦場体験(従軍画家が見た戦場;カモフラージュの戦略;クレーの切断(分割)コラージュ;兵士=芸術家による身体表象)
  • 第4章 戦中戦後の美術の万華鏡(秩序への回帰;“反芸術”の逆説—複数のダダをめぐって;抽象美術の誕生;「綜合芸術作品(Gesamtkunstwerk)のユートピア」)

「BOOKデータベース」 より

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