東アジアにおける後発近代化と社会政策 : 韓国と台湾の医療保険政策
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書誌事項
東アジアにおける後発近代化と社会政策 : 韓国と台湾の医療保険政策
(現代社会政策のフロンティア, 2)
ミネルヴァ書房, 2011.4
- タイトル読み
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ヒガシアジア ニオケル コウハツ キンダイカ ト シャカイ セイサク : カンコク ト タイワン ノ イリョウ ホケン セイサク
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注記
博士論文「韓国と台湾の公的医療保険政策の比較研究--後発国の工業化, 民主化と社会政策」(早稲田大学, 2007年) を基に, その後大幅に加筆修正したもの
参考文献: p265-292
韓国と台湾の医療保険関連年表: p293-298
内容説明・目次
内容説明
近年、東アジア地域の工業化や少子高齢化とともに、社会政策への関心が高まっている。東アジアといえば「進んだ経済、遅れた福祉」というイメージが強いが、1980年代半ば以降、社会政策の領域においても急激な変化を遂げてきた。本書では、韓国と台湾の医療保険政策を事例に、後発近代化と民主化が東アジアの社会政策にもたらした特徴を明らかにし、日本を含む東アジア社会政策論の可能性を展望する。
目次
- 序章 社会科学における東アジア社会政策の「登場」
- 第1章 東アジア社会政策研究—その源流と現在の到達点
- 第2章 権威主義、経済開発と医療保険制度の導入
- 第3章 民主化のなかの皆保険化
- 第4章 後発国における工業化、民主化と社会政策
- 終章 東アジア社会政策研究の新たな段階へ
「BOOKデータベース」 より