「のだ」の文とその仲間 : 文構造に即して考える

書誌事項

「のだ」の文とその仲間 : 文構造に即して考える

山口佳也著

三省堂, 2011.5-2016.5

  • [正]
  • 続編

タイトル別名

のだの文とその仲間 : 文構造に即して考える

「のだ」の文とその仲間・続編 : 文構造に即して考える

タイトル読み

「ノダ」ノ ブン ト ソノ ナカマ : ブンコウゾウ ニ ソクシテ カンガエル

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注記

参考文献: 論文末

索引項目[正]: p302-304

索引項目・続編: p340-344

内容説明・目次

巻冊次

続編 ISBN 9784385365121

内容説明

文構造に即して考えるという立場から、次のような謎に取り組んだ。「のだ」、「はずだ」、「はずではない」、「はずがない」、「ものか」、「かもしれない」などの表現の本質。形容詞「ない」、可能表現としての「できる」、可能動詞、「から」と「ので」、「からといって」、副助詞「か」などの隠れた構文論的性格。文構造に即して、構文論的な謎の数々に迫る!

目次

  • 第1部(「のだ」の文のとらえ方;「はず」をめぐって(その1)—「はずだ」の文;「はず」をめぐって(その2)—「はずではない」の文;「はず」をめぐって(その3)—「はずがない」の文)
  • 第2部(「もの」の用法概観;「ものか」の反語文について;「二度ない」その他—「ある+ない」相当の「ない」をめぐって;可能表現としての「できる」の用法;「車は急に止まれない」その他—可能動詞の性格をめぐって;「〜から」と「〜ので」のかかり先について;「からといって」について;文節末の「か」の用法;分節中の「か」の用法;「〜かもしれない」とその周辺)
  • 第3部(構文論と句読法—テンの打ち方私案;形容詞「ない」の正体—二十三年前の金栄一氏の投書に寄せて;万葉集の文中のヤについて)
巻冊次

[正] ISBN 9784385365138

内容説明

「のだ」を構文論的に分析!「のだ」を理解するために、一語であるという先入観を捨て、これを本来の「〜の+だ」という形に戻して、文の構造に即して観察し直してみたらどうだろうか。本書は、そんな立場から、「のだ」の問題、さらに、「わけだ」「はずだ」その他の問題にも取り組んだ。

目次

  • 「のだ」の文について
  • 「のだ」の文の性格をめぐって
  • いわゆる解説的な用法の「ものだ」の文
  • 「連体なり」の文について—「源氏物語」の用例をもとに
  • 「連体形+ぞ」の文について—「源氏物語」の用例をもとに
  • 「わけだ」の文について
  • いわゆる納得用法の「わけだ」の文
  • 「する道理だ」の文
  • 「ことだろう」の文について
  • 「〜からだ」の文について〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0556821X
  • ISBN
    • 9784385365138
    • 9784385365121
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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