古代中世日本の内なる「禅」
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書誌事項
古代中世日本の内なる「禅」
(アジア遊学, 142)
勉誠出版, 2011.5
- タイトル別名
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古代中世日本の内なる禅
- タイトル読み
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コダイ チュウセイ ニホン ノ ウチナル ゼン
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内容説明・目次
内容説明
石庭・水墨画・わび・さび…といったキーワードに象徴・集約され、固定的イメージの中で無批判に受容/利用されてきた「禅」。果たして古代中世の日本人は、異国の先端文化・思想である「禅」をどのように受容・咀嚼していたのか。当時の国際的・多義的・重層的な社会・文化状況において、「禅」は、いかなる影響・衝撃をもたらしたのか。史学・美術史・文学・書誌学・仏教学の先端研究から、東アジア文化接触の多面性を明らかにする。
目次
- 日本の禅宗にとっての中国四川省
- 臨済宗の伝灯と文化
- 唐僧義空の来日
- 達磨宗の展開と禅籍開版
- 鎌倉期の禅宗の坐禅について
- 『仏法大明録』と『真心要決』—『沙石集』『従然草』の禅宗的環境をめぐって
- 北条得宗家の禅宗信仰をめぐって—時頼・時宗を中心に
- 虚堂智愚から南浦紹明へ
- 等持院・真如寺と足利氏
- 足利義満の内なる宋朝皇帝—京都相国寺と開封大相国寺〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より