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ガリレオ : 伝説を排した実像

ジョルジュ・ミノワ著 ; 幸田礼雅訳

(文庫クセジュ, 959)

白水社, 2011.7

タイトル別名

Galilée

タイトル読み

ガリレオ : デンセツ オ ハイシタ ジツゾウ

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注記

参考文献: 巻末pi-ii

内容説明・目次

内容説明

七八年にわたる、栄光と失意の生涯を、書簡や著書の引用によって裏づけながらたどってゆく。さらに、没後三五〇年を経て、一九九二年の教皇による名誉回復までの歩みを紹介し、有罪判決を生んだかずかずの不幸な状況、教会の自縄自縛の様子を浮き彫りにする。

目次

  • 第1章 修業時代(一五六四〜一六〇九年)(合理精神;世界の体系;ピサと架空の実験;パドヴァにおける教育と研究の仕事)
  • 第2章 才能の確立(一六〇九〜一六一二年)(望遠鏡論争;『星界の報告』;ローマ教会の勝利(一六一一年);浮遊物体と太陽の黒点—方法論上の争点)
  • 第3章 疑惑(一六一三〜一六二五年)(ガリレオと聖典の解釈;宗教改革の文化的背景と聖書;一六一六年の不幸—コペルニクス説の断罪;情勢好転—ウルバヌス八世、『偽金鑑識官』とインゴリへの回答)
  • 第4章 有罪判決(一六二五〜一六三三年)(イエズス会との対立;情勢の変化;『天文対話』、コペルニクス説の宣言(一六三三年))
  • 第5章 隠棲(一六三三〜一六四二年)(アルチェトリの虜囚;不動の心;『新科学対話』とガリレオの科学(一六三八年);ガリレオ事件とその展開だ(一七世紀から二一世紀))

「BOOKデータベース」 より

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