相模
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相模
(コレクション日本歌人選 / 和歌文学会監修, 009)
笠間書院, 2011.7
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Sagami
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サガミ
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Note
略年譜: p104-105
読書案内: p113-114
Description and Table of Contents
Description
相模は宇治の関白頼通時代に、一品宮脩子内親王の女房として才能を開花させた。『百人一首』に「恨みわび干さぬ袖だにあるものを」という妖艶な歌を残す。宮廷世界に入って多くの歌合に参加、能因・源経信・範永らに伍して活躍、後拾遺集時代の花として輝いた。
Table of Contents
- 岩間もる水にぞやどす
- 花ならぬなぐさめもなき
- 霞だに山ぢにしばし
- 見渡せば波のしがらみ
- 五月雨は美豆の御牧の
- 五月雨の空なつかしく
- 聞かでただ寝なましものを
- 下紅葉ひと葉づつ散る
- 手もたゆくならす扇の
- ほどもなくたちやかへらむ〔ほか〕
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