美濃部達吉と吉野作造 : 大正デモクラシーを導いた帝大教授

書誌事項

美濃部達吉と吉野作造 : 大正デモクラシーを導いた帝大教授

古川江里子著

(日本史リブレット人, 095)

山川出版社, 2011.7

タイトル別名

Minobe Tatsukichi to Yoshino Sakuzō

タイトル読み

ミノベ タツキチ ト ヨシノ サクゾウ : タイショウ デモクラシー オ ミチビイタ テイダイ キョウジュ

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注記

参考文献: 巻末

美濃部達吉とその時代, 吉野作造とその時代: 巻末

内容説明・目次

内容説明

大正デモクラシーを先導し、議会・政党政治危機の時代には軍部に敢然と異を唱え、議会・政党政治の擁護と対外膨張阻止に全力をそそいだ美濃部と吉野。彼らの提言に従っていたら、戦争は起こらなかったはずである。なぜ、彼らの主張が危機の時代、その真価を問われるときに影響力をおよぼせなかったのか。それを問うことは、民主主義時代の私たちが、よりよき選択を行うために不可欠である。その答えを、当時の政治社会と彼らの言動から模索していきたい。

目次

  • 美濃部と吉野を考察する意味
  • 1 大正デモクラシーと美濃部、吉野
  • 2 帝大教授としての美濃部と吉野
  • 3 美濃部の天皇機関説
  • 4 吉野作造の民本主義
  • 5 大正デモクラシーの展開と挫折
  • 今日への遺産

「BOOKデータベース」 より

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