古墳とはなにか : 認知考古学からみる古代
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書誌事項
古墳とはなにか : 認知考古学からみる古代
(角川選書, 493)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.7
- タイトル別名
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古墳とはなにか : 認知考古学からみる古代
- タイトル読み
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コフン トワ ナニ カ : ニンチ コウコガク カラ ミル コダイ
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注記
参考文献: p246-249
内容説明・目次
内容説明
なぜ前方後円墳のような巨大古墳が生まれ、そして衰退したのか。竪穴式石室から横穴式石室へという大転換はどうして起きたのか。長をまつる巨大な墳丘を「見上げる」行為や、埴輪や副葬品、石室の位置関係やつくられ方を、ヒトはどう感じ考えるかという心の動きの分析から解明。「神格化の舞台」から単なる「墓」へ。3世紀から7世紀の日本列島に10万基以上も築かれた古墳とは何であったかを問う、認知考古学からの古墳時代論。
目次
- 第1章 古墳があらわれるまで(社会を語る墓地;長たちの台頭;古墳への飛躍;ツクシ時代からヤマト時代へ—もうひとつの古墳成立史)
- 第2章 前方後円墳を解剖する(なぜ「前方後円」か;前方後円墳の道具立て;王の眠る空間;前方後円墳とは何か)
- 第3章 巨大古墳の世界(どこにどう築かれたか;国々の成立;巨大古墳を見上げる空間)
- 第4章 古墳文化の衰亡(縮小する古墳;古墳から「墓」へ;古墳との決別)
- 第5章 世界のなかの古墳文化(東アジアからみた古墳の出現;ユーラシアのなかの古墳;神々のたそがれ)
「BOOKデータベース」 より