液晶の歴史
著者
書誌事項
液晶の歴史
(朝日選書, 882)
朝日新聞出版, 2011.8
- タイトル別名
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Soap, science, & flat‐screen TVs
- タイトル読み
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エキショウ ノ レキシ
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注記
液晶の歴史年表: p531-535
文献表: 巻末p28-47
内容説明・目次
内容説明
ディスプレイ素材として日本産業界の花形になった液晶は、百年以上前にプラハでニンジンの抽出液から偶然に見つかった。以後、この謎の物質をめぐっては、その本質についてのさまざまな理論が生まれ、誰が発見者かをめぐって争いがあり、ヨーロッパの国家対立を背景にした液晶学者たちの応酬があった。二つの大戦と冷戦のはざまに消えていった開拓者たちもいた。戦後になると世界を舞台に国家威信をかけた実用化への競争が始まったが、最後に勝利したのは先発のヨーロッパでも後発のアメリカでもなく、戦後まで液晶とは無縁だった日本の企業技術者たちだった…。テレビ、パソコン、携帯電話など今日、誰もがなじみの液晶をめぐる、誰も知らないドラマにみちた歴史。
目次
- 液晶とは何か
- 流れる液晶—事実か虚構か
- 液晶、それはどこからきたのか?
- フランスの栄光
- 幻の会議と実現した会議
- 生命の糸
- 戦争の嵐
- ルネサンス
- ありえない話
- 西の世界で夜が明ける
- 東の世界に日が昇る
- 液晶物質の新世界
- 科学と歴史 二つの文化
- 日本における液晶技術の開発
「BOOKデータベース」 より