中華人民共和国誕生の社会史

書誌事項

中華人民共和国誕生の社会史

笹川裕史著

(講談社選書メチエ, 510)

講談社, 2011.9

タイトル読み

チュウカ ジンミン キョウワコク タンジョウ ノ シャカイシ

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注記

参照文献一覧: p217-222

索引: p228-235

内容説明・目次

内容説明

国共内戦下の四川省、そこで何が起こり、生まれたか。人と食糧の苛烈な徴発、富裕者への敵対的世論、行政の空洞化、そして、その危機を生き抜こうとする人々の営み。「革命」を育んだ土壌としての地域社会を描く。

目次

  • 第1章 「惨勝」を生きる(戦後基層社会の出発点;退役兵士たちの戦後)
  • 第2章 繰り返される悪夢(戦時徴発の再開と抵抗;抵抗の屈折と内向化;社会のきしみと不信感)
  • 第3章 富裕者を一掃せよ(都市貧民の救済と管理;富裕者への厳しい視線;敵意のたどりつく場所)
  • 第4章 滅びゆく姿(社会秩序の崩壊へ;難民流入とその対策;末端行政の空洞化)
  • 第5章 革命後に引き継がれた遺産(食糧徴発の継続と強化;土地改革とその社会的条件)

「BOOKデータベース」 より

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