牛の文化史
著者
書誌事項
牛の文化史
東洋書林, 2011.8
- タイトル別名
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Die Kuh : Leben, Werk und Wirkung
- タイトル読み
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ウシ ノ ブンカシ
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注記
原著の出版事項: München : Nagel & Kimche im C. Hanser, 2009
参考文献: 巻末pviii-xiii
内容説明・目次
内容説明
世界神、建国神、造物主としての牛、原初的な富を象徴し資本主義の暗喩となった牛、グラマラスな女性の喩えから果ては直截的な性愛の対象となった牛、身体や権力の優越性の顕現としてロラン・バルトが注目した牛、喰らい、喰らわれる牛、そしてカニバリズムの劫罰たる疫病に喘ぐ牛。ラブレーが欲し、ガーンディーが拒み、「アメリ」が揶揄され、ダンテやツェランが幻視した、億千万の牛を巡るミーノータウロスたる人類のイマジネーションの旅。
目次
- 太初に牛ありき
- 牛取引
- 乳房と陰門
- 肉と血
- ミルク
- 皮と毛
- 目
- 反芻の幸福
- 牛飼い
- 「モー」
- 柵の彼方
- 聖なる牛
- 邪悪なる牛
- 世界週末の牛
「BOOKデータベース」 より