魯迅とトロツキー : 中国における『文学と革命』

書誌事項

魯迅とトロツキー : 中国における『文学と革命』

長堀祐造著

平凡社, 2011.9

タイトル別名

魯迅とトロツキー : 中国における文学と革命

タイトル読み

ロジン ト トロツキー : チュウゴク ニオケル ブンガク ト カクメイ

大学図書館所蔵 件 / 151

この図書・雑誌をさがす

注記

主要引用・参考文献: p416-442

魯迅略年譜・本書関連略年表: p443-446

内容説明・目次

内容説明

魯迅はトロツキストをスパイだと言ったのか?“革命の聖人”と“漢奸”とに引き裂かれた魯迅と中国トロツキスト—毛沢東・中共による歴史の隠蔽・歪曲のなかから、魯迅とトロツキーの深い結びつきを、そして革命期の文学をめぐる魯迅の思考を、厖大な資料と証言とによって再建し救済する。

目次

  • 第1部 魯迅におけるトロツキー文芸理論の受容(魯迅「革命人」の成立;魯迅革命文学論とトロツキー著『文学と革命』;魯迅におけるトロツキー文芸理論の意義—同伴者魯迅;一九二八〜一九三二年期の魯迅のトロツキー観と革命文学論;魯迅におけるトロツキー観の転回試論—魯迅と瞿秋白;『文学と革命』中国語訳の諸問題)
  • 第2部 「トロツキー派に答える手紙」をめぐる諸問題(「トロツキー派に答える手紙」をめぐる諸問題)
  • 第3部 毛沢東文芸路線とトロツキー文芸理論(毛沢東「文芸講話」とレーニン「党の組織と党の文学」翻訳問題—延安整風と王実味;魯迅と富田事変—毛沢東のAB団粛清と魯迅の不安;永久革命者の悲哀—「もし魯迅が生きていたら」論争覚書)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ