書誌事項

新世紀の英語文学 : ブッカー賞総覧2001-2010

高本孝子, 池園宏, 加藤洋介共編

開文社出版, 2011.10

タイトル別名

新世紀の英語文学 : ブッカー賞総覧 : 2001-2010

タイトル読み

シンセイキ ノ エイゴ ブンガク : ブッカーショウ ソウラン 2001-2010

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内容説明・目次

内容説明

イギリスの最も権威ある文学賞、ブッカー賞の過去10年間の作品を完全網羅!2001‐2010年の全受賞作品および有力作家の作品についての論考16編に加え、全最終候補作品60編のあらすじをカバーした本書は、英語小説の最近の動向を知りたい人にとって必携の書。

目次

  • 過去10年間のブッカー賞
  • 『ケリー・ギャングの真実の歴史』におけるトマス・カーナウの真実の歴史
  • 空腹と食欲の物語—ヤン・マーテル『パイの物語』
  • モードとスウの関係についての考察—『フィンガースミス』と『いばら姫』から見えてくるもの
  • 『ヴァーノン・ゴッド・リトル』における視線の暴力
  • 破局への序章—『オリクスとクレイク』におけるリアリティーの崩壊
  • 「豪奢な不思議の国」の客人—アラン・ホリングハースト『美の曲線』
  • 「虚構の家」—コルム・トビーン『巨匠』の“内”と“外”
  • ジョン・バンヴィルの『海』の方法
  • コナン・ドイルの虚構の伝記と探偵小説—ジュリアン・バーンズ『アーサーとジョージ』
  • 人間としての生き方を求めて—カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』
  • 帝国との共犯性という遺産—キラン・デサイ『喪失の継承』
  • ヘガティ家の罪と罰—アン・エンライト『集い』
  • 「人間」になりたかったホワイト・タイガー—自己検証の旅
  • 『ウルフ・ホール』とインギリッシュネス—トマス・クロムウェルにおけるステートとネーション
  • 「非現実な現実」を描くおとぎ話—A・S・バイアット『子供たちの本』
  • アイデンティティを求めて—ハワード・ジェイコブソン『フィンクラーの問題』
  • ブッカー賞2001−2010年—受賞作および最終候補作全梗概

「BOOKデータベース」 より

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