書誌事項

「官僚国家」への道

佐々木克著

(NHKさかのぼり日本史, 4 ; 明治)

NHK出版, 2011.10

タイトル別名

明治「官僚国家」への道

官僚国家への道 : 明治

タイトル読み

カンリョウ コッカ エノ ミチ

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注記

参考文献: p128-129

年表: p130-131

内容説明・目次

内容説明

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。急速な近代化を果たした明治期の日本—その国家運営の中核を担ったのが「官僚」だった。1889年→1881年→1873年→1871年の指導者の“信念”に裏打ちされた政策を見る。

目次

  • 第1章 帝国憲法・権力の源泉—1889年(明治22年)(官僚と官僚制;個から組織へ;伊藤博文の欧州「憲法調査」;太政官内閣から近代内閣制へ;国家の「須要」に応える帝国大学;大日本帝国憲法と行政;その後の官僚たち)
  • 第2章 十四年の政変・近代化の分岐点—1881年(明治14年)(土蔵に眠る憲法;よろしく内治をととのえ国力を養う;自由民権の季節;豪農と学術講談会;大隈重信と福沢諭吉;明治十四年の政変;近代化の方向と速度)
  • 第3章 巨大官僚組織・内務省—1873年(明治6年)(役所のなかの役所を率いた男;明治六年の政変;内務省設立;産業振興プロジェクト推進本部;殖産興業事業;士族の反乱;大久保の悲劇)
  • 第4章 岩倉使節団・近代化の出発点—1871年(明治4年)(二つの国家的課題;岩倉使節団の使命;全権委任状をもっているのか;イギリスが富強であるゆえん;近代化路線の確定;意見を届ける)

「BOOKデータベース」 より

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