ボクには世界がこう見えていた : 統合失調症闘病記
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書誌事項
ボクには世界がこう見えていた : 統合失調症闘病記
(新潮文庫, こ-53-1)
新潮社, 2011.11
- タイトル別名
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東郷室長賞 : 好きぞや触れニヤ
- タイトル読み
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ボク ニワ セカイ ガ コウ ミエテイタ : トウゴウ シッチョウショウ トウビョウキ
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注記
「東郷室長賞 : 好きぞや触れニヤ」 (文芸社 2006年5月刊) を改題のうえ、大幅に加筆改訂したもの
内容説明・目次
内容説明
早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年がいた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られるといった妄想を抱き始め…。四半世紀に亘る病の経過を患者本人が綴る稀有な闘病記にして、一つの青春記。
目次
- 第1章 兆候(一九六二年〜一九八四年)
- 第2章 現実との闘い(一九八四年〜一九八六年)
- 第3章 意識革命(一九八六年七月)
- 第4章 幻覚妄想(一九八六年七月二十五日〜七月二十七日)
- 第5章 入院(一九八六年七月〜十一月)
- 第6章 出発(一九八六年十一月〜一九八八年十二月)
- 第7章 想像と妄想の狭間(一九八九年一月〜十月)
- 第8章 躁病、そして再入院(一九八九年十月〜十二月)
- 第9章 再出発(一九九〇年一月〜一九九一年四月)
- 最終章 障害があっても(一九九一年〜現在)
「BOOKデータベース」 より