狭衣物語論考 : 本文・和歌・物語史

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狭衣物語論考 : 本文・和歌・物語史

後藤康文著

笠間書院, 2011.11

Other Title

狭衣物語論考 : 本文和歌物語史

Title Transcription

サゴロモ モノガタリ ロンコウ : ホンブン・ワカ・モノガタリシ

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索引あり

Description and Table of Contents

Description

物語文学史上の傑作『狭衣物語』の形成と受容の実態を解き明かす、精緻にして斬新なアプローチの軌跡。諸伝本入り乱れ、複雑な“交配”を重ねた『狭衣物語』。それぞれの本文を吟味する手つづきを示しながら、本文、和歌史、物語史、と、三つの視座からトータルに物語を解読してゆく。変容が激しく異文が多い物語と、どう向き合い対処するのか。その方法論をも指し示す。

Table of Contents

  • 第1部 『狭衣物語』のテクストクリティーク(もうひとりの薫;『狭衣物語』の「宮の中将」をめぐって;『狭衣物語』本文論覚書;『狭衣物語』本文の機械的脱漏について;平安後期物語研究の展望)
  • 第2部 和歌文学史のなかの『狭衣物語』(『狭衣物語』作中歌の背景;『狭衣物語』引歌拾遺;『狭衣物語』作中歌と中世和歌;後鳥羽院の『狭衣物語』受容)
  • 第3部 物語文学史のなかの『狭衣物語』(「室の八島」の背景;『狭衣物語』の成立時期;『浜松』は『狭衣』のあとか;『夜の寝覚』と『狭衣物語』;『狭衣』を編集した物語)

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Details

  • NCID
    BB07476178
  • ISBN
    • 9784305705785
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xi, 437p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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