書誌事項

差異と共同 : 「マイノリティ」という視角

孝忠延夫編著

関西大学出版部, 2011.11

タイトル別名

差異と共同 : マイノリティという視角

タイトル読み

サイ ト キョウドウ : マイノリティ トイウ シカク

大学図書館所蔵 件 / 106

注記

『「マイノリティ」という視角(上)(下)』(2011.3) 収録の論稿に手を加え書き直して掲載したもの

奥付の発行者: 関西大学法学研究所

折り込図2枚

参考文献: 章末

内容説明・目次

目次

  • これからの『マイノリティ研究』
  • 第1部 マイノリティの権利と国家(韓国における「民主共和国」の概念;中国における死亡賠償金の算定基準と戸籍制度;タイにおける人権侵害と国家人権委員会への救済申立て—共同体の権利を中心として;土地の権利とマイノリティ—タンザニアの事例にもとづく考察;インド2008年村法廷法の特質—とくに司法パンチャーヤトと比較して;いわゆるブルカ禁止法をめぐって—2010年5月11日国民議会決議によせて;憎悪煽動の規制と表現の自由—マイノリティの地位と尊厳という視点から)
  • 第2部 マイノリティをめぐる政治と思想(16世紀フランスの政治的寛容をめぐって—その予備的考察として;16世紀スペインにおける恩寵と自由意志—前モリナ主義からモリナ主義へ;マイノリティの権利の普遍性を語る困難について—エストニアの少数民族文化自治を事例として;刑法175条と同性愛者たち—通時的観点に立った東独(DDR)に於ける反同性愛法)
  • 第3部 国際的問題領域としてのマイノリティ(国際法学におけるマイノリティ研究の過去と現在;シティズンシップ(だけ)では足りない—さまざまなシティズン、さまざまな安全と不安全;中華帝国における外国人とマイノリティをめぐる二つの視座—近代東アジアの一系譜学;ドイツの移民政策と主導文化を巡る論争;戦間期日本のマイノリティの権利論—田畑茂二郎の少数民族保護条約理解について;アメリカの理念と難民政策)

「BOOKデータベース」 より

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