最終兵器の夢 : 「平和のための戦争」とアメリカSFの想像力

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最終兵器の夢 : 「平和のための戦争」とアメリカSFの想像力

H.ブルース・フランクリン [著] ; 上岡伸雄訳

岩波書店, 2011.11

タイトル別名

War stars : the superweapon and the American imagination

最終兵器の夢 : 平和のための戦争とアメリカSFの想像力

タイトル読み

サイシュウ ヘイキ ノ ユメ : ヘイワ ノ タメ ノ センソウ ト アメリカ SF ノ ソウゾウリョク

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注記

原著改訂増補版の抄訳

内容説明・目次

内容説明

アメリカが他の追随を許さない優れた技術力で「究極の兵器」を開発し、凶悪な敵を次々と撃退して人類に恒久平和と民主的な世界をもたらす。—十九世紀末以来、同国のSF小説(未来戦争小説)や映画で繰り返し描かれてきたテーマだ。そうした文化の伝統は、現実政治にどんな影響を与えてきたのか。独立期からイラク戦争まで、アメリカの大衆的想像力と兵器開発や戦争遂行との秘めやかな共犯関係を詳細にあぶり出した労作。

目次

  • 序 アメリカで兵器はいかに想像されてきたか
  • 第1部 工業化と兵器開発—最終兵器への夢(ロバート・フルトンと進歩の兵器;戦争のファンタジー 一八八〇〜一九一七;トマス・エディソンと戦争の工業化)
  • 第3部 原爆の開発と投下—「アメリカの管理による平和」という幻想(心配するな、たかがSFさ;原子爆弾投下の決断;核文化の興隆 ほか)
  • 第5部 アメリカの支配による平和—超強力兵器と二十一世紀アメリカの想像力(新たなアメリカの世紀に向けてのSFプロジェクト;シンシナティ上空のキノコ雲、あるいはテロ攻撃を受けた帝国;アメリカ新世紀、あるいはテロの時代 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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