農村青年社事件 : 昭和アナキストの見た幻

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農村青年社事件 : 昭和アナキストの見た幻

保阪正康著

(筑摩選書, 0029)

筑摩書房, 2011.12

タイトル読み

ノウソン セイネンシャ ジケン : ショウワ アナキスト ノ ミタ マボロシ

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注記

参考文献一覧: p325-328

『ちくま』2008年8月号から2010年6月号に連載したものに加筆したもの

内容説明・目次

内容説明

日中戦争全面化を目前にした昭和12年、とつじょ全国で号外が撒かれた。そこには「暴動」「黒色テロ」「大陰謀」などの文字が躍っていた。農村青年社事件の報道解禁である。心中・身売りなど、疲弊した農村の現状を救うため、若者たちがめざした理想、そして挫折。恐るべき思想検事によるデッチあげ。昭和史上最大といわれるアナキスト弾圧事件の真実に迫る。

目次

  • プロローグ 農村青年社事件とは?
  • 第1章 昭和初期のアナキストたち
  • 第2章 農村青年社がめざしたもの
  • 第3章 資金獲得という挫折
  • 第4章 序幕となった無政府共産党事件
  • 第5章 デッチあげの構図
  • 第6章 法廷での人間模様
  • 第7章 政治裁判の実態
  • エピローグ 戦時下・彼らはどう生きたか

「BOOKデータベース」 より

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