世界史の中のフクシマ : ナガサキから世界へ

書誌事項

世界史の中のフクシマ : ナガサキから世界へ

陣野俊史著

(河出ブックス, 038)

河出書房新社, 2011.12

タイトル読み

セカイシ ノ ナカ ノ フクシマ : ナガサキ カラ セカイ エ

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内容説明・目次

内容説明

3・11以降の世界にヒロシマ・ナガサキの体験はどう反響させるべきか。フクシマはアラブからロンドン、ニューヨークへと連なる民衆たちのうねりとどう響きあうのか。原爆を「神の摂理」とした永井隆の検証をとおしてナガサキを問いかえし、3・11、そしてフクシマがなぜ世界史的な事件なのか、3・11の断絶のあと、われわれに残された希望とは何か。緊急にして渾身の力編。

目次

  • 第1章 ナガサキから(浦上へ;原爆の初の記録;聖別化された人 ほか)
  • 第2章 フクシマへ(第五福竜丸の被爆;六〇年代の大江健三郎;架空の原発と放火事件 ほか)
  • 第3章 言葉なき人の声を代弁する—狐火インタビュー
  • 第4章 尊厳を傷つけられた人々(「ツメナシ団」;「何を待っている?」;暴動か、革命か ほか)

「BOOKデータベース」 より

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