デフレ下の金融・財政・為替政策 : 中央銀行に出来ることは何か

書誌事項

デフレ下の金融・財政・為替政策 : 中央銀行に出来ることは何か

湯本雅士著

岩波書店, 2011.12

タイトル別名

デフレ下の金融財政為替政策 : 中央銀行に出来ることは何か

タイトル読み

デフレカ ノ キンユウ・ザイセイ・カワセ セイサク : チュウオウ ギンコウ ニ デキル コト ワ ナニ カ

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注記

参考文献: 巻末p5-18

内容説明・目次

内容説明

近年の経済危機に対し、日米欧とも財政出動の余力がなく、金融政策への期待はますます高まるばかりである。この本は、二〇世紀末からの日本の経験、リーマンショック以降のアメリカ、EUの状況を踏まえ、そこで採用された「非伝統的な」政策・措置とそれを支える金融理論について分析し、中央銀行に出来ることは何かを探る。

目次

  • 第1章 経済情勢の変化と政策対応(ジャクソンホール・シンポジウム再訪;FRBの政策対応;日本銀行の政策対応;BOE・ECBの政策対応;いわゆる廊下(corridor)について)
  • 第2章 ゼロ金利下の金融政策(「伝統的」金融理論からニュー・ケインジアン理論体系へ;ゼロ金利下の金融政策—理論的裏付け;為替政策の有効性)
  • 第3章 金融政策と財政政策(日米財政ポジションの現状;大震災後の財政措置と財源の模索;「金融政策の財政化」と「財政政策の金融化」)
  • 第4章 中央銀行のコミュニケーション戦略(政策運営の透明化の進展;インフレターゲット論再考)
  • 第5章 何をなすべきか?(長期デフレの真の原因;金融面の対応;財政面の対応)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB07740061
  • ISBN
    • 9784000240352
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xii, 263, 18p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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