デフレ下の金融・財政・為替政策 : 中央銀行に出来ることは何か
著者
書誌事項
デフレ下の金融・財政・為替政策 : 中央銀行に出来ることは何か
岩波書店, 2011.12
- タイトル別名
-
デフレ下の金融財政為替政策 : 中央銀行に出来ることは何か
- タイトル読み
-
デフレカ ノ キンユウ・ザイセイ・カワセ セイサク : チュウオウ ギンコウ ニ デキル コト ワ ナニ カ
大学図書館所蔵 件 / 全142件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 巻末p5-18
内容説明・目次
内容説明
近年の経済危機に対し、日米欧とも財政出動の余力がなく、金融政策への期待はますます高まるばかりである。この本は、二〇世紀末からの日本の経験、リーマンショック以降のアメリカ、EUの状況を踏まえ、そこで採用された「非伝統的な」政策・措置とそれを支える金融理論について分析し、中央銀行に出来ることは何かを探る。
目次
- 第1章 経済情勢の変化と政策対応(ジャクソンホール・シンポジウム再訪;FRBの政策対応;日本銀行の政策対応;BOE・ECBの政策対応;いわゆる廊下(corridor)について)
- 第2章 ゼロ金利下の金融政策(「伝統的」金融理論からニュー・ケインジアン理論体系へ;ゼロ金利下の金融政策—理論的裏付け;為替政策の有効性)
- 第3章 金融政策と財政政策(日米財政ポジションの現状;大震災後の財政措置と財源の模索;「金融政策の財政化」と「財政政策の金融化」)
- 第4章 中央銀行のコミュニケーション戦略(政策運営の透明化の進展;インフレターゲット論再考)
- 第5章 何をなすべきか?(長期デフレの真の原因;金融面の対応;財政面の対応)
「BOOKデータベース」 より