工学の歴史 : 機械工学を中心に

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工学の歴史 : 機械工学を中心に

三輪修三著

(ちくま学芸文庫, [ミ20-1])

筑摩書房, 2012.1

Other Title

機械工学史

Title Transcription

コウガク ノ レキシ : キカイ コウガク オ チュウシン ニ

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Note

2000年丸善より「機械工学史」として刊行されたものの増補改訂版

機械技術史・機械工学史年表: p290-303

参考文献: p304-314

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

工学とは「ものつくりの科学」である。動力を効率よく伝達する歯車の歯型はどのような曲線なのか。蒸気機関が出せる動力と効率は何によって決まってしまうのか。オイラーは伸開線によるインボリュート歯車を、カルノーは熱の理論を樹立した。「ものつくり」は科学に問いを課し、また科学から方策を授かってきた。本書は、その工学の歴史を、おもに機械工学と力学の話題を中心に展開した。技術開発や研究が最先端に達し、もはや参考となる文献・資料がなくなったとき、その解決のヒントは歴史のなかにある。幕末維新や近代日本に関する研究成果も意欲的に取り入れた力作。資料・図版を多数収録。

Table of Contents

  • 古代の機械技術と技術学—紀元前5世紀から後9世紀ごろまで
  • 中世の機械技術と技術学(10‐14世紀)
  • ルネサンス期の機械技術と技術学(15,16世紀)—技術と科学の結合
  • 動力学の誕生と発展(17世紀)—ガリレオからニュートンまで
  • 動力学の展開(18世紀)—解析力学の完成
  • 産業革命と近代エンジニア(18、19世紀)
  • エコル・ポリテクニク—工学と工学教育の誕生
  • 近代機械工学の夜明け
  • 産業技術の発展と機械工学
  • 機械工学の専門分化と発展1—材料力学、機械力学
  • 機械工学の専門分化と発展2—流体工学、熱工学
  • 近代日本—機械工学の導入と定着
  • 機械工学の現在と未来
  • 終章—工学史への招待

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Details

  • NCID
    BB07855008
  • ISBN
    • 9784480094278
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    329p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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